2022年10月から休養していた元国会議員でお笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士さんが9か月ぶりに仕事復帰ということがわかりました。
水道橋博士さんと言えば、ベテランお笑い芸人ですが、国会議員になって世間を驚かせたことも記憶に新しいですね。
そんな水道橋博士さんは長らく体調を崩して休職されていました。
その原因は何だったのでしょうか。
そして現在の状況はどうなっているのでしょうか。
その辺りを調べてみました。
水道橋博士の休職の原因はうつ病?
復帰に際しての所属事務所の公式サイトでの発表は以下の通りでした。
ご関係者、ファンの皆様
昨年10月より、心身の不調につき休職をしておりました水道橋博士でございますが、
現在順調に回復に向かっており、今年の4月からは「アサヒ芸能」の連載を再開しておりましたが、
他のメディア関係のお仕事は7月から再開いたしますことをご報告申し上げます。
休職にあたりご迷惑をおかけしましたご関係者の皆様、ご心配をおかけしたファンの皆様には、深くお詫び申し上げます。
頂いたお仕事は一つ一つ誠実に行ってまいりますので、今後ともご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
引用元:株式会社TAP公式ホームページ
ここに記されている心身の不調とはどういうものなのでしょうか。
水道橋博士さんと言えば、2022年7月の参院選にれいわ新選組から出馬し初当選を果たし、国会議員となっていますね。
しかし2022年10月の本会議を欠席するなど異変が出始めます。
11月には党代表の山本太郎氏が、水道橋博士さんがうつ病と診断され、自宅療養中であることを国会内で明らかにしています。
結局その後は休職となり、2023年1月には議員辞職。
タレント活動も休職という形になってその症状を心配されていました。
15、6歳の頃、過敏性大腸症候群を患ったこともあるということで、元々そういう不安定な部分もあったのではないでしょうか。
そんな水道橋博士さんですが、実は2018年にも体調不良で活動休止をしていました。
この時もうつ病だったのではと言われています。
その原因の根元にあるのが、師匠であるビートたけしさんとの関係だと言われています。
水道橋博士のうつ病の原因はビートたけしとの関係か?
水道橋博士さんのうつ病の原因は、師匠であるビートたけしさんとの関係悪化にあると言われていますが、それはどんなものなのでしょう。
水道橋博士さんはビートたけしさんに弟子入りしていますが、その敬愛ぶりが凄かったそうです。
「ビートたけしのオールナイトニッポン」ですっかり心酔した水道橋博士さん。
放送内容をすべてノートに書き起こして研究したそうです。
また、ビートたけしさんの母校である明治大学経営学部に入学するため猛勉強で見事合格しています。
上京後はビートたけしさんの追っかけを開始。
深夜の放送局に通い詰め、企画書などを提出したりとアピールを続け、その後念願の弟子入りを許されています。
良好だった師弟関係に影が差すのはいつごろだったのでしょうか。
水道橋博士とビートたけしの関係に生じた隙間とは?
2018年に水道橋博士さんは過労による体調不良で活動を休止します。
実はうつ病だったのでは言われていますが、この年には大きな事件がありました。
ビートたけしさんに弟子入りした水道橋博士さんは、そのままビートたけしさんが設立した「オフィス北野」に所属となります。
ところが2018年、ビートたけしさんは別の事務所「T.Nゴン」を立ち上げて「オフィス北野」を退社してしまいます。
このため「オフィス北野」は消滅し、新たにつまみ枝豆さんを社長とする「株式会社TAP」へと移り変わります。
これにより、神のように敬愛していた師匠・ビートたけしさんとの距離が出来てしまいます。
元々が「世の中のタブーをぶち壊す」という危うい芸風だったこともあり、色々な無理が祟っての休養だったのでしょう。
さらに2020年には「浅草キッド」の相方である玉袋筋太郎さんの事務所退社により、コンビ活動が休止状態となってしまいます。
そして30年ぶりの地上波レギュラーが消滅と、不運が続いた水道橋博士さんですが、起死回生の参院選出馬での当選を果たします。
ところがこの国会議員出馬が、ビートたけしさんとの関係悪化を引き起こしたと言われています。
実は参院選での選挙活動に、ビートたけしさんからの協力が得られなかったというのです。
出馬正式発表前にビートたけしさんのもとに報告に行った際には次のようにきまったのだそうです。
- 選挙には一切関わらない。
- 政治家となれば公人であるから、師弟関係も外す。
- テレビ出演の際に師匠と呼ぶこと自体は構わない。
なかなか突き放した言葉ですが、有名人を選挙利用したとなれば色々言われるかもしれないですから、それを防ぐための措置だったかもしれませんね。
「今度の参院選、知り合いや弟子も出馬してるんだけど、俺は一切関係ないし、ましてや応援もしてない」
「だいたい、俺は参議院は必要ないと思ってる。同じような議院が2つあってもしょうがないだろ。いずれにせよ、ちゃんと未来につながる政治をやってほしいものだな」
引用元:スポニチアネックス
とは言え、頼りにしていた師匠からのトゲのある言葉に心が揺らいだのは想像に難くないですね。
水道橋博士のハチャメチャな不安定ぶりがスゴイ
先述した水道橋博士さんの芸風ですが、「世の中のタブーをぶち壊す」というある意味不安定で危ういものでした。
数例を挙げてみます。
身体を張ったベストセラー
自分の身体を実験台として、様々な健康器具や薬を試した様子を書いた著書「博士の異常な健康」という作品がベストセラーになっていますが、なかなか無茶な企画ですね。
生放送中に途中降板⁉
2013年、テレビで共演した当時大阪市長だった橋下徹さんの発言に噛み付き、生放送中に番組を途中降板してしまう。
後に橋下徹さんを真似たウケ狙いだったことを公表するも、世間から大ひんしゅくを買ってしまう。
何故か編集者とボクシング対決
SNSで言い争いになった編集者と、なぜかボクシングで真剣勝負をするも完敗。
ボコボコにされてしまった。
などなど、笑いを通り越してドン引きしてしまうような行動が多く見られます。
後にうつ病を公表したこともあり、考えてみるとこの危うさは、躁鬱の不安定の成せる業だったのかもしれませんね。
水道橋博士の現在の姿にビックリ!
うつ病も順調に回復し、仕事に復帰するという水道橋博士さんですが、現在はどのような状況なのでしょう。
4月に一部仕事を再開されていましたが、Twitterなどはすでに更新されていました。
それによると、けっこう大変な状況に置かれているようです。
ツイッターは更新しており、5月31日には松井一郎前大阪市長から名誉毀損(きそん)で損害賠償を求められていた訴訟について、控訴した思いを「昨年は議員辞職と体調不良で1審は満足に戦えなかった。スラップ訴訟の実弾でわが家の経済は裁判費用で追い詰められている。家族のため息とともに思わずギブアップしたくなる。白旗をあげたくなる。でもでもでも……でもやるんだよ!!!!!何度でも窮地から立ち上がるつもりだ」とつづっていた。
引用元:日刊スポーツ
うつ病との闘いに加え、議員辞職、裁判沙汰、家計ひっ迫と色々と問題を抱えての芸能界復帰となりますが、ベテラン芸人としてまたお茶の間に爆笑を届けてほしいですね!
最後までお読みいただき有難うございます。
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