「バリバリ伝説」や「頭文字D(イニシャルD)」などで知られる人気漫画家 しげの秀一先生が、体調不良で現在連載中の人気作「MFゴースト」を休載することが明らかになりました。
大ヒットした人気作「頭文字D(イニシャルD)」の後継作品として、アニメ化も決定しているだけに、再開の時期が気になるところです。
MFゴーストってどんな漫画?
関東の峠を舞台に、走り屋と呼ばれる若者達の熱いバトルを描いて大人気となった「頭文字D(イニシャルD)」。
テレビアニメ化され、さらに映画にもなり、車好きの若者をはじめ、多くの人達から支持を得た漫画となりました。
今作はその後継として、自動運転化が普及した未来の日本を舞台に、実在の公道レースを題材として描かれた自動車漫画です。
主人公・片桐夏向(かたぎりかなた)をはじめ魅力ある新キャラクターが登場する中、前作「頭文字D」から引き続き人気キャラクター達がその後の姿を見せてくれます。
病状は?復帰のメドは?
ニュースによると、週刊コミック誌「ヤングマガジン」編集部のTwitterが「【MFゴースト 休載のお詫び】」として以下のように伝えています。
編集部から詳しい病状などは公式には伝えられておらず、色々と憶測を呼ぶところです。
漫画業界は過酷な世界として知られています。
不規則な生活習慣に陥り易く、また過度のストレスにさらされることも多く、体調を崩してしまう原因に事欠かない業種と言えますね。
日夜新しいアイデアをひねり続け、締め切りに追われながらもクオリティを落とさず作品を仕上げる。
尋常ではないタフさが求められる職業ですね。
これが人気作家の週刊連載ともなると、更にタイトなスケジュールとなり、過酷さは想像以上のものになるでしょう。
手や指の酷使に起因する腱鞘炎で、腕にメスを入れている先生方も多いと聞きます。
しげの先生は現在64歳という高齢にもかかわらず、細かい書き込みの多い作画スタイルで、デビュー以来多くの人気作を世に送り出してこられました。
近年、作画のタッチが劣化したとか、Twitterの意味深なつぶやきなどが話題を呼んだりと、何かと不安視されていたところがありました。
今回の編集部の発表のツイートには。多くのファンから復帰を待ち望む声と共に、ゆっくり静養してほしいという声が多くつぶやかれておりました。
先生の症状が重篤なものでないことを祈るばかりです。
気になる再開時期は未定とのこと。
再開については、ヤングマガジン本誌にて告知とのことです。
ファン待望のアニメ化ですが、2023年スタートとしても、現在コミックスが14巻まで出ていますから、話数のストックはなんとか持ちこたえられるのではないでしょうか。
しげの秀一 略歴
1958年 新潟県出身。
1981年 漫画家デビュー。
1983年より、後にバイクブームの先駆けとなった作品「バリバリ伝説」の連載が「週刊少年マガジン」にて開始。
1985年 講談社漫画賞受賞。
1995年から2013年にかけて、大ヒット作となった「頭文字D」が「週刊ヤングマガジン」にて連載。
その他秀作を送り出し、現在「MFゴースト」が2017年よりヤングマガジンにて連載中。
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