柴田恭兵さんと言えば、年齢を感じさせない軽やかな身のこなしが印象的なベテラン俳優ですが、最近はあまりその姿を見なくなっていました。
噂では引退説や闘病説がよく囁かれますが、実際はどうなっているのでしょう。
ベテラン俳優・柴田恭兵さんの現在の姿を調べてみました。
柴田恭兵は俳優として活躍中!
2024年で74歳となる柴田恭兵さん。
白髪頭に顔の深い皺、昔に比べてかなり痩せてしまった感はありますね。
加えてドラマや映画などへの露出が減ったため、一部では引退説や闘病説が囁かれてしまいました。
実際に2006年に初期の肺がんと診断されて、手術と療養をされていた時期がありました。
現在も引退・闘病説が持ち上がるのは、これらの経緯があるからかもしれませんね。
そんな柴田恭兵さん、現在も変わらず現役の俳優として活躍されています。
年齢を重ねた渋い演技は健在で、名脇役として若手を支えるポジションでの活躍が光ります。
渋さが光る作品の数々を見てみましょう。
柴田恭兵の渋さが光る名作5選!
若い頃から多くの映画やドラマ、舞台などで活躍されてきた柴田恭兵さん。
軽やかで飄々としたイメージがありますが、年齢を重ね、重厚さが増した渋い作品が多くなりました。
そんなここ数年の渋い柴田恭兵さんを見ることができる印象深い作品を5つ選びました。
ハゲタカ
2007年にNHKで放送され、後2009年に映画にもなった名作ですね。
ハードな金融系ドラマでした。
エリート銀行マンから企業再生家へ転身した芝野健夫役でした。
コストカッターとして苦悩する姿が、やせ衰えた容貌(実は当時、肺がん治療から復帰されたところだった)と相まって、胸にせまる迫真の演技でした。
コンフィデンスマンJP-プリンセス編-
2020年の映画「コンフィデンスマンJP-プリンセス編-」で、大富豪の跡目を継ぐことになる女の子を見守る執事トニー・ティン役でした。
スマートな身のこなしの老執事を見事に表現されていましたね。
空飛ぶ広報室
有川浩の小説を基に2013年に放送されて人気だったドラマですね。
航空自衛隊の広報という知られざる世界を見ることのできる面白い作品でした。
広報室長の鷲坂正司役を柴田恭兵らしいコミカルな演技で楽しませてくれました。
新垣結衣さん、綾野剛さんら若手の魅力を十二分に引き出す名脇役ぶりが光りまくっていましたね。
軍師官兵衛
2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で主人公・黒田官兵衛の父親、黒田職隆(くろだ もとたか)を重厚な演技で見事に演じられていました。
岡田准一さん演じる官兵衛をやさしく見守る父親像が心に沁みましたね。
さらば あぶない刑事
言わずと知れた大ヒット刑事ドラマシリーズ「あぶない刑事」。
多くのシリーズがドラマや映画として制作され、いずれも大ヒットを飛ばしてきました。
柴田恭兵さんの代表作ともいえるこのドラマですが、2016年についにファイナルとなる映画「さらば あぶない刑事」が公開されました。
どんなピンチも軽やかに切り抜けてきたタカとユージの名コンビもついに定年退職というストーリーに、長年のファンも万感の思いがあったでしょう。
定年間近のユージこと大下勇次を演じた柴田恭兵さん。
衰えたとはいえまだまだキレキレの動きでファンを唸らせていましたね。
まさかの復活!あぶない刑事
ここ数年はNHKの作品に出演されることが多く、直近の民放ドラマでは2013年の「空飛ぶ広報室」が。
映画では「コンフィデンスマンJP-プリンセス編-」が最新ということで、あまり露出はされていなかったのですが、2023年にビッグニュースがありました。
なんと2016年にファイナルを迎えたはずの「あぶない刑事」が映画として帰ってくるというものでした。
「もう刑事じゃないのにあぶない刑事?」
2016年の時点でかなりギリギリだったあぶない刑事。
70代半ばとなってもキレキレの動きがイケるのか期待と不安が入り混じるところですね。
2023年公開予定と噂されていた新作あぶない刑事ですが、どうやら公開は来年以降となってしまったようです。
スペシャルゲストの女優・土屋太鳳さんの結婚と妊娠のニュースや、新型コロナの影響など、様々な要因が考えられますが、公開は2024年春頃なのではという声がチラホラ聞こえています。
大注目の映画だけに、万全の態勢で撮影されることを祈るばかりですね。
まとめ
民放ドラマや映画での露出が減ったためか、引退説や闘病説が出た柴田恭兵さんですが、現在も俳優として元気に活躍されています。
年齢を重ねられ、コミカルな演技は勿論、枯れた渋さが一層際立っていますね。
これからも渋く、そして軽やかに活躍されることでしょう。
最後までお読みいただき有難うございます。
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