数ある節句行事の中でも、七夕と桃の節句は大好きな行事です。
今回は京都l北野にお雛様を見に行ってきました。
平野の家 わざ 永々棟
今回訪れたのは京都の北野天神近くの「平野の家 わざ 永々棟」という所。
「大正時代の雰囲気が残る数寄屋建築に、江戸時代から現代までのお雛様が勢ぞろい」という魅力的なキャッチコピーが!
大正ロマンは何故か惹きつけられる・・・。
この建物は、大正15年に日本画家、山下竹斎の邸宅兼アトリエとして建てられたものだそう。
それを三年かけて改修。現在はイベントスペースとして貸し出されているとのこと。
古き良きを残しつつ綺麗に改修されて、コンサートや各種稽古事が行われているみたいですね。
今回は令和三年春の特別公開として、2月26日から3月28日の金土日にこの「ひな祭り」展が行われております。
ひな人形の数々
さて、受付から入りますと先ずフルセットの雛段飾りが二つ合わせてドーンとお出迎え。
奥の間にも小ぶりですがフルセットがドーン。
風雅なお庭も楽しめます。
二階では、永々棟所蔵の享保雛、古今雛、有職雛、次郎左衛門雛、御所人形などなど、様々な人形を見ることができます。
これ、夜中に絶対歩き回ってるな・・と思わせる空間でした。
人形の寺といえば、京都市内の旧百々御所宝鏡寺が有名ですね。
春や秋に特別公開で開いていることがありますが、流石の人形達が展示されておりました。
あの御所人形は動くでしょう。多分。
和歌山県加太の淡島神社。
人形供養の神社として、またその供養の神事が有名ですね。
ちょうど桃の節句の三月三日が、その供養の日ですね。
海に船に乗せた人形を流すという、なかなかの神事ですね。
かなり昔、参拝したことがありますが、境内所狭しと奉納された人形の数々。
これはまあ、圧巻の一言なので、ぜひ一度は行ってみることをおススメいたします。
宮司さんのお話では、「ああ、夜はよく走り回ってるよ。」とのこと。
境内を見渡せば、すんなり納得できます。
北野天満宮界隈
この辺りは花街の一つ、上七軒があり、ブラつくと楽しいですが、北野天神が何といってもメイン処でしょう。
桃の節句とはいえ、今の時期的に梅が満開の頃ですので、天神さんの梅苑は見頃でしょう。
少し北にあるのは桜の名所、平野神社。
多種多様な桜があることで有名ですね。
南の方には、大将軍八神社。
妖怪ストリート(素朴ですが)もアル!
この日は花より団子で、北野天神名物「粟餅所 澤屋」さんにて粟餅食べて帰路につきました。
おススメです。
アクセス
阪急電鉄「西院駅」、JR「京都駅」から市バス205系統「衣笠校前」下車 徒歩3分
嵐電「北野白梅町駅」下車 徒歩5分
地下鉄烏丸線「今出川駅」から市バス203系統「北野白梅町」下車 徒歩5分
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