しょこたんの愛称で親しまれてきた歌手・タレントの中川翔子さん。
先日、会社員の一般男性との結婚が報じられましたね。
ここから新たな家庭を築いて益々幸せになっていかれると思いますが、結婚となると話題になるのが両家の家族の話などでしょう。
そういえば中川翔子さんはどんな家庭で育ってこられたのでしょうか。
広く知られている話ではありますが、中川翔子さんの父親は、若くして亡くなったミュージシャン中川勝彦(なかがわ かつひこ)さんです。
デビュー以来マルチな活躍を続ける中川翔子さんは、父親からどんな影響を受けていたのでしょうか。
その辺りをまとめてみました。
中川翔子の父・中川勝彦はマルチタレント!その活躍ぶりとは?
中川翔子さんの父・中川勝彦さんは、歌手・俳優・声優などマルチに活躍したロックミュージシャンです。
娘の中川翔子さんも多方面に活躍するマルチタレントですから、流石に血は争えないと言えますね。
そんな中川勝彦さん、なんと32歳という若さで病気のためこの世を去っています。
32年の人生を中川勝彦さんはどのように駆け抜けたのでしょうか。
中川翔子の父・中川勝彦はビジュアル系の先駆けだった!
1962年、会社社長の長男として東京都文京区に生まれた中川勝彦さん。
裕福な家庭で育ち、慶應義塾高等学校からそのまま慶応義塾大学へと進学するエリートコースを歩んでいます(大学は後に中退されますが)。
ミュージシャンへのきっかけは高校時代に始めたバンド活動だそうで、NHKの「ヤングミュージックフェスティバル」に出場したことがデビューのきっかけになったようです。
中川勝彦さんのスタイルはなんとビジュアル系アーティスト!
1980年代の日本では、ビジュアル系はかなり珍しい存在だったようです。
なんせイケメンでビジュアル系ですから人気は沸騰。
デビュー当時はムーンライダーズが全面的にサポートしてくれたり、後には人気ギタリストCharとユニット「MAJI-MAGIC」を結成したりと活躍を続けます。
とかくビジュアル系といえばクールで人を寄せ付けない寡黙なイメージが持たれますが、中川勝彦さんは腰も低く、気さくで茶目っ気があり、その人柄が多くの人々に親しまれたそうです。
この辺りも、中川翔子さんにしっかりと受け継がれているのではないでしょうか。
中川翔子の父・中川勝彦は俳優もこなしていた!
ビジュアル系ミュージシャンの先駆けとして活躍する中川勝彦さん。
同時に俳優として映画の世界でも活躍をされています。
映画では1981年の「ねらわれた学園」や1982年の「海峡」、「転校生」など、テレビではドラマ「時をかける少女」や「白虎隊」などに出演されています。
「ねらわれた学園」では、主演の薬師丸ひろ子さんの相手役の最終選考まで残ったり、ドラマ「白虎隊」では美剣士の代名詞・沖田総司役を演じたりと活躍されています。
1984年のテレビアニメ「超力ロボ ガラット」主演の声優を務めたりしています。
ビジュアル系シンガーとしての甘いマスクと美声は、映画やテレビで人気を博すのもうなずけるところですね。
中川翔子の父・中川勝彦はラジオでも人気者だった!
マルチな活躍で人気だった中川勝彦さん。
ラジオのパーソナリティとしても人気者になっています。
MBSヤングタウンやNHKのジョイフルポップなどで活躍。
特にMBSのヤングタウンでは、下ネタを交えて真面目に語るというスタンスが大いにウケて、多くの番組ファンを得ています。
後に下ネタがエスカレートし過ぎて謹慎処分を受けるなどしましたが、そこもなんとも魅力的でした。
中川翔子の父・中川勝彦は絵本も出版していた!
マルチな活躍をする中川勝彦さん。
音楽、俳優、ラジオときてさらに絵本も描いていました。
1993年、病床で制作したという「未知の記憶 Unknown Memory」がそれです。
当時幼かった中川翔子さんも制作を手伝ったということで、親子共作の作品という事になりますね。
この後すぐに亡くなってしまったため、この作品が中川勝彦さんの唯一の著作物となってしまいましたが、イラストなども得意だったということなので、長生きされていたらもっと多くの作品を残されていたのではないでしょうか。
娘である中川翔子さんも絵やイラストが上手なことで有名ですが、父親譲りの才能なのかもしれませんね。
そんな中川翔子さんは、この本が復刻された時にコメントを出されています。
「父が描き紡いだ“生きた証”。言葉に、空の色に、伝えたかった想いがあふれています。またこの絵本がたくさんの方に見てもらえる機会ができて嬉しいです」
引用元:ORICON NEWS
中川翔子が父との関係を語る
32歳という若さで病気のために亡くなった中川勝彦さん。
十数年の活動期間でしたが、とにかくマルチな活躍をされた方でしたね。
現在、娘である中川翔子さんが同じくマルチタレントとして多くのファンから愛されています。
そんな中川翔子さんが父親の中川勝彦さんについて語っています。
「なんだか、ずっと父の足跡を辿っているような気がするんです。歌うこと、絵を描くこと、猫が好きなこと、演じること……。不思議ですよね、生まれてから9年間しか一緒にいられなかったのに」
引用元:FLASH
7/20は、父 中川勝彦の誕生日です
— 🍉中川翔子🍉🐈⬛ (@shoko55mmts) July 19, 2022
生きていたら60歳!想像できないけど
9歳のときに亡くなった父、こうして生きた証が残っていてまだたくさんの方が覚えていてくださって凄いことですね
まるでリメンバーミー!
歌や演技、声優、絵など父から受け継いだ血の運命
空からみていてね pic.twitter.com/KrxMNP5gUY
父はまだやりたいことがたくさんあっただろうなと思います。私が思いを引き継ぐことで、父と一緒にやっていけたらなと
引用元:FLASH
中川翔子さん、父親の中川勝彦さんを「家では怪獣オタクの変なお父さん」だったと語っています。
「楳図かずお作品やゲゲゲの鬼太郎を読まないとちゃんとした大人にはなれない」と言って本屋に一緒に行って漫画を大量に買って親子で感想を言い合っていたそうです。
中川翔子さんの現在のスタイルに、父親の存在が多大な影響を与えていることが分かりますね。
多くの人達に好かれ、マルチに活躍する中川翔子さん。
亡き父親・中川勝彦さんのDNAを受け継いで今後も益々活躍されていくことでしょう。
さらに結婚されてまた違う分野での活動もされるかもしれませんね。
今後も期待が高まりますね!
最後までお読みいただき有難うございます。
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