テレビ東京で放映されている人気ドラマ「孤独のグルメ」。
松重豊さんが演じる主人公・井之頭五郎が、仕事先の色々な街でただ食事をするというだけのドラマ。
2022年秋放送でシーズン10を数える人気ドラマです。
毎回新シーズンが始まるごとに、松重豊さんのネガティブコメントからか、本人はこの役辞めたがっているという話が必ず出てきます。
はたして、松重豊さんは井之頭五郎を辞めたいのかどうか?
「孤独のグルメ」なんだかんだでシーズン10
2012年、テレビ東京で放送が始まった孤独のグルメ。
当初は深夜30分の短いドラマでした。
強面俳優の松重豊さんがひたすら食事をするという思い切った内容です。
オッサンがブツクサ心の中でつぶやきながらガシガシ食べていくシュールな絵面が視聴者の心を捉えたのかシーズン2も制作される。
しかも尺が伸びて45分枠に昇格。
紹介されるお店も複数となり、内容に厚みがでていきました。
その後もシーズンを重ね、尺は以前のように短くなりつつも、季節ごとの長時間スペシャルも放送されるなど、完全にお茶の間の人気番組へと駆け上っていきました。
ここ数年は大晦日のスペシャルが恒例となっていました。
流石にシーズンを重ねるごとにマンネリ化は避けられず、シーズン8辺りからはいよいよこれで最終シーズンか?と言われていました。
それでもなんだかんだとシーズン9が放送され、なんとこの秋からシーズン10が制作されました。
そして2022、2023の大晦日スペシャルを経て、2024年も大晦日スペシャル放送予定ということで、改めて「孤独のグルメ」の人気の高さを思い知ることになりました。
松重豊の衰えっぷりがたまらない?
孤独のグルメの第一シーズンが放送されたのが今より十年前の2012年。
当時は四十代後半とはいえ、まだまだ若々しい感じがでていました。
なにより料理を豪快ながら綺麗にすべて平らげる姿に、それを感じさせましたね。
シーズン8辺りからビジュアルもかなり枯れてきた感があり、風貌が「あれ?なんかもうおじいちゃん?」という感じになってきました。
初期からずっと見てきたファンにとっては、この枯れっぷりも魅力の一つだと思えるので不思議です。
衰えたとはいえ、まだまだ料理は綺麗に完食の松重豊さん。
流石のプロ根性ですね。
食事シーンの撮影には、前日の夜から食事を抜いて挑んでいるそうです。
台本に書かれている料理以外に追加注文というシーンがありますが、これは松重豊さん本人が、当日現地の店のメニューを見てのアドリブ注文なのだというから驚きです。
還暦間近の松重豊さん。
たしかに皺も増え、髪の毛ボリュームも少し減り、白髪も出てきました。
それでもこのドラマの最大の見所は、松重豊さんの豪快な食べっぷりであることは間違いありません。
シーズン9開始時の松重豊さん恒例のネガティブ発言にこんなものがありました。
「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟はできています」
これがいつもの自虐ネタコメントなのかどうなのか。
ともあれ、痛々しかろうとなんだろうとファンが見捨てませんね。
松重豊恒例のネガティブ発言集
2014年「最初このドラマの話をいただいた時は、誰が見るの?という感じだった」
2015年「自分の俳優人生に傷がつくと思った」
2016年「この間オワコンという言葉を聞いて、この番組にぴったりだと思った。マンネリもマンネリ」
2017年「おっさんがただ飯食ってるだけ。視聴者がどう楽しむのか、シーズン6をやった今もわからない」
「大晦日スペシャルをやると聞いて、テレ東は大晦日を捨てたなと思った」
2018年「今回をファイナルシリーズにしましょうと提案したが却下された」
「こんな仕事で寿命縮めたくねえなと、最近強く思うようになりました」
2019年「この間プロヂューサーにいつまで続ける気ですかと聞いたら、人気が無くなるまでと言われ絶望した」
2020年「演者が飽き飽きしてるのに、まだこの番組を見たがる視聴者がいることが不思議だ」
ここまで毎年、自虐ネタのようにネガティブ発言をつづけてきた松重豊さん。
2021年は先ほどの「老けました~」に繋がるわけです。
なんだかんだ言いながら続いてきた孤独のグルメですが、シーズン10でのコメントは無し。
これは逆に気になるところです。
本気でファイナルとなるのかどうか。
色々と噂も出てきているようで、ちょっと気になりますね。
まとめ
辞めたい辞めたいと自虐ネタのネガティブコメントが続いていた松重豊さん。
それでも豪快な食べっぷりで十年以上も走り続けてきた孤独のグルメ。
そろそろ本当にファイナルとなってしまうのか。
今の段階では何とも言えないところですね、
ですが、ファンの熱い支持を得ている松重豊さんの井之頭五郎。
シーズンは10以降ありませんが、きっちり大晦日スペシャルでの存在感は健在です。
またしれっと帰ってきそうな気がしなくもないですが。
最後までお読みいただき有難うございます。
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