名古屋のカレーうどんといえば、若鯱屋(わかしゃちや)と答える人が多いといいます。
一口にカレーうどんと言ってもなかなか奥の深い食べ物ですから、多くの人々から支持を得ている秘密があるのではないでしょうか。
この若鯱屋の看板商品は何と言ってもカレーうどんなのですが、ここに見栄え抜群のメニューがありました。
その名も黒辛カレーうどん。
この黒いカレーうどんは、いったいなぜ黒いのか。
そしてどんなうどんなのか。
若鯱屋のうどんはその他どんなものがあるのか。
調べてみました。
若鯱屋とはどんなお店?
若鯱屋は愛知県名古屋に本拠を置く飲食店チェーンです。
主なメニューは名物カレーうどん。
1987年に名古屋市中区栄にオープンしたのが1号店となる栄店。
しかしお店の起源は名古屋市北区の黒川にあった旧本店だそう。
ここは名古屋各地のうどん屋から後継ぎが修行しに来るお店として有名だったそうです。
その後も関東、中部地方へ多店舗展開が続き、現在ではかなり大きなチェーンとなっています。
看板メニューのカレーうどんとは?
若鯱屋の看板メニューの「カレーうどん」。
どんな特徴があるのでしょう。
魚介の風味を活かした和風だしにオリジナルの鶏ガラベース。
そこに秘伝のカレー粉を合わせたピリ辛なカレールウを加えます。
うどんはモチモチの極太麺です。
これが絶妙にカレールウを絡めてくれます。
トッピングはロースカツ、揚げナス、揚げ餅、エビフライ、チーズ、温野菜、温泉卵、台湾ミンチとバラエティ豊かです。
創業当初から貫かれてきた譲れないこだわりのカレーうどんです。
黒辛カレーうどんとは?
そして注目の一品が、この黒辛カレーうどんです。
見た目も鮮やかにブラックですね。
黒さの正体は何?
ラーメンの中には「〇〇ブラック」などの名称を持つ黒いスープのメニューをたまに見かけます。
あれは焦がし醤油などで作り上げているようですが、この黒辛カレーうどんの黒さの正体は何なのでしょう。
こちらの黒さの正体はなんと竹炭でした。
竹炭は身体にも良いとされ、豊富なミネラル成分が食用品としても多くの支持を集めていますね。
同じ黒でもイカ墨パスタのように癖が強いわけでもなさそうです。
なんとも美しい深い黒色が、美容と健康に効果ありそうです。
かなりの激辛うどんだった
この一見淡泊そうな色合いとは違って味の方はかなり刺激的です。
ハバネロを加えたかなりの激辛カレールウに仕上がっています。
辛さが苦手な人はご注意くださいという注意喚起もされていました。
極太のうどんにしっかり絡めて汗だくになりながらいただきましょう。
黒だけじゃない!その他の変わり種メニュー
竹炭の鮮やかな黒色に驚く黒辛うどんですが、じつは黒だけじゃなく、その他にもカレーうどんのメニューはありました。
黒だけじゃないと言わんばかりの「白まろカレーうどん」。
こちらは辛さ控え目であっさりとした一品でした。
さらには「カレーつけ麺」。
昨今のつけ麺ブームもキッチリ押さえたこだわりの一品です。
名古屋と言えばの「カレー煮込みうどん」。
名古屋と言ったら味噌煮込みでしょう。
八丁味噌に秘伝のカレー粉を丁寧に溶かしこんだ古くからの人気メニューです。
どれもこれも美味しそうです。
世界が相手の若鯱屋
名古屋からスタートした若鯱屋ですが、今、世界進出を目指しているそうです。
テストマーケティングの中部国際空港での出店では、予想をはるかに上回る反響を得られたそうです。
現在はシンガポールに拠点を設立し、来るべき世界進出に備えているようです。
カレーうどん文化が海を越えて展開していく日も近いですね。
最後までお読みいただき有難うございます。
コメント