かつて親指を立てて「グ~」というネタで大ブレイクした女性お笑いタレントのエドはるみさん。
いつの頃からか、テレビなどでほとんど姿を見なくなっていました。
「共演者トラブルで干された」という噂もありましたね。
2017年にRIZAPのCMに出演され、見事に引き締まった身体を披露して世間をアッと言わせていたことも記憶に残っています。
以来、またその姿を見る機会が減っていましたが、現在はどうしているのでしょうか。
エドはるみは波瀾万丈の芸能生活
一世を風靡した「グ―!」のギャグで大ブレイクしたエドはるみさん。
実は下積み20年の苦労人でした。
17歳で映画デビューして後、女優としての下積み時代が長く続きます。
2005年にお笑い芸人へ路線変更して吉本興業の養成所へ。
2008年にあの「グー」のネタで大ブレイクしました。
長い苦労が実ったワケですが、実はここから過酷な日々が始まります。
苦しみ続けた6年間
最年長で吉本興業の養成所に入ったエドはるみさん。
ブレイク後、やはりエイジハラスメントなども多かったようです。
加えてマネージャートラブルが元でネットなどでの誹謗中傷など、様々な理不尽がエドはるみさんを苦しめたようです。
2009年から2015年ころまでの6年間、苦しみが続いた時期だったそうです。
そんな経験が、現在のエドはるみさんにつながる大きな転換のきっかけになりました。
エドはるみの現在は研究者!
エドはるみさん、なんと研究者への道を歩み始めます。
2016年春、慶應義塾大学の大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程に入学されます。
世の中の様々な在り様(システム)の問題解決のための設計(デザイン)と、その管理・統制(マネジメント)を考えるというのが主な研究課程でした。
これはネガティブな精神状態をいかにポジティブに変換できるかという、自分が苦しんだ問題に対する
研究だったと言えるでしょう。
猛勉強の末、2018年に修士課程修了され、修士号を取得されています。
そしてさらに、2023年春に筑波大学の大学院のデザイン学博士課程に合格。
現在は研究が生活の中心となっているそうです。
ゲームも作るエドはるみ
エドはるみさん、なんとゲームも開発されています。
2022年10月、「シンパサイズ」というカードゲームの原作とデザインを手がけ、グッドデザイン賞を受賞されました。
このゲームは即興の会話ゲームです。
「頭で理解した思考をどのように実践するのか?」ということがテーマのゲームだそうです。
人とのコミュニケーションや会話を遊びながら学んでいけるというのが大きな特徴です。
エドはるみさんはカードゲーム作成ノウハウを、大学院で社会問題解決のためのソーシャルゲームの授業で身につけたそうです。
1年かけて完成した「シンパサイズ」は商品化もされているようです。
エドはるみの学歴がスゴイ
次々と名門大学院に合格するエドはるみさん。
その学歴はやはり只者ではありませんでした。
ざっと見てみると以下の通りです。
- 千葉県私立日出学園高校卒業
- 明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業
- 円・演劇研究所卒業
- 吉本総合芸能学院(NSC)東京・11期生
- 慶応義塾大学大学院システム・デザイン・マネジメント研究科修士号
- 筑波大学大学院博士課程(デザイン学)
研究者として所属している学会は以下の通り
- 国際P2M学会
- 日本感性工学会
- 日本シュミレーション&ゲーミング学会
- 日本創造学会(評議員)
- 日本デザイン学会
- 日本ポジティブサイコロジー医学会
まとめ
エドはるみさんはこれまでにコンピューターインストラクターやマナー講師など、様々な仕事をされてきました。
また、ゲームを作ったり、絵画で二科展に入選をしたり、100キロマラソンを完走したりなど、様々な分野でマルチな活躍をされてきました。
芸能界では遅咲きで、一度は消えかかったこともありました。
しかし華麗なる学歴とキャリアを積んで、新たな境地でまた世の中をアッと言わせてくれるのではないでしょうか。
今後も活躍を期待したいですね。
最後までお読みいただき有難うございます。
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