2023年7月12日に亡くなって大きなニュースとなったファッションモデルのryuchell(りゅうちぇる)さん。
そのryuchellさんには、元シンガーソングライター兼タレントのお姉さんがいます。
名前は比嘉千春(ひが ちはる)さん。
すでに芸能界を引退されていますが、どんな活躍をされていた人なのか気になります。
現在の活動も含めてまとめてみました。
比嘉千春はシンガーソングライター比花知春
比嘉千春さんは1982年7月12日生まれで沖縄県宜野湾市出身です。
歌手としての名前は比花知春(ひが ちはる)。
3歳上に姉がいるそうですが、この方は芸能活動はしておらず、一般の女性だということです。
その姉とは誕生日が一緒の7月12日だということで、奇しくも弟のryuchellさんが亡くなったのも7月12日でした。
少し因縁めいたものを感じてしまいますね。
地元沖縄から東京へ進出
17歳でギターを弾き始め、20歳頃から作詞・作曲活動を開始します。
地元沖縄を中心に活動し、2002年の「君を忘れない」でデビュー。
この曲はソルトレイク五輪のテーマ曲に採用されています。
なかなかの鮮烈デビューですね。
この後東京へ進出するも、東京での生活に馴染めずすぐに沖縄に帰ってしまったのだとか。
沖縄出身アーティストは地元愛が強い方が多い気がします。
再起をかけた福岡での日々
しばらくは沖縄で活動していたそうですが、甘えからか結果を出せずにいたそうです。
母親からの「このままでいいの?」という後押しの言葉に一念発起。
知り合いの多い地元や東京ではなく、誰も知り合いのいない福岡で再起をかけ再スタートします。
めんたいロックの街、路上ライブの盛んな福岡では、ストリートで名を挙げるのは厳しい道のりだと聞きます。
しばらくまともに歌を聞いてもらえない日々が続くも、地道な努力でファンを増やしていったのだそうです。
福岡でラジオパーソナリティをしたり、歌手以外の活動も精力的にこなし、福岡に認められた結果として、徐々に名前が知られていったのです。
音楽活動の名前を「CHIHARU」から「比花知春」に変えたのはこの福岡からで、再起をかける覚悟が伝わってきますね。
比嘉千春は元SPEED⁉
沖縄出身の比嘉千春さん。
歌とダンスを学ぶため、11歳の時に「沖縄アクターズスクール」に入学しています。
沖縄アクターズスクールといえば、安室奈美恵やMAX、SPEED、DA PUMPなど、多くのスターを輩出したことで知られていますね。
なんと比嘉千春さんはそのSPEEDの元メンバーだったのだそうです。
正確にはSPEEDの前身バンド「BRAND NEW KIDS」のメンバーでした。
SPEEDの4人(島袋寛子、今井絵理子、上原多香子、新垣仁絵)に比嘉千春さんと他2人の女の子を加えた7人のグループでした。
約4年間、沖縄で歌とダンスを学んだ後、シンガーソングライターへの想いが強くなり、19歳の時にメジャーデビューを果たすことになります。
比嘉千春は現在アパレル経営者!
シンガーソングライター兼タレントとして様々な活躍を続けてきた比嘉千春さん。
2019年7月18日、公式ブログ上で芸能界引退を発表し、17年間の活動にピリオドを打たれました。
実は引退は出産のためだったことがわかっています。
では現在の比嘉千春さんは何をしているのでしょうか。
引退から2年間、子育てに没頭した後に選んだ職業はなんとアパレル業界。
福岡市内にある「テーラーグレイス」というオーダースーツ専門店で、副代表として経営に携わっているのだそうです。
アパレル未経験の比嘉千春さん。
新天地へ飛び込み、持ち前の努力とセンスで、今では業界で数年の経験があるくらいの実力を備えているのだとか。
かつて知らない土地でシンガーソングライターとして世の中に躍り出た比嘉千春さん。
今また未経験の分野で努力を続けている姿には頭が下がりますね。
Tailor Grace(テーラーグレイス)福岡天神店
住所:福岡市中央区大名1-7-2
まとめ
比嘉千春さんは元シンガーソングライター兼タレントとして、2002年から2019年に芸能界で活躍されました。
主な活動拠点は福岡。
沖縄出身の比嘉千春さんは、11歳から沖縄アクターズスクールで歌とダンスを学び、SPEEDの前身であるBRAND NEW KIDSにも所属。
2019年、出産のため芸能界を引退。
現在ではオーダースーツ専門店の経営に携わっています。
2023年7月12日に亡くなったファッションモデルのryuchellさんは実弟。
最後までお読みいただき有難うございます。
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